現代人のアゴは確実に小さくなっています。縄文・弥生時代の頭骨を見ると、実に頑丈で立派なアゴをしています。むし歯も殆ど見られません。しかし、人類が火を使い、食べ物を柔らかくして食べるようになってアゴが細く小さく変わっていったようです。現代人の食生活は柔らかい食べものが多くなり、咬まないようになったため、さらにアゴ骨が細く退化したようです。しかし、歯の大きさは昔と殆ど変わりません。全部の歯がアゴの中にきちんと並びきれずにはみ出し歯並び異常を起こしているのです。歯並びが悪く、上下の歯がきちんと咬み合ってない時に、ちゃんと食物がかみ砕けないとか、発音ができない、顎関節症に異常があるなどの場合には矯正をする必要があります。

歯並びについて